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2013.04.08

東京でも

ずっと公式ツイッター氏が上映作品情報をアナウンスしながら、なかなかできてこなかった公式サイトがやっとオープン。

シネマート六本木で行われる第4回アジアンクイア映画祭(2013年5月24日~26日/5月31日~6月2日)でも、『GF*BF』(《女朋友。男朋友》)が上映されます。

Gfbf33

『GF*BF』は5月25日(土)と6月2日(日)に上映がありますが、劇場のキャパは大きなスクリーンで165席ですので、2回合わせてもチケットは300枚強しかありえません。大阪アジアン映画祭の感想などを見ていると、どちらかというと女性客の反応の方が良かったように思えますが、(日本ではきっと男性の方が多いと思われる)張孝全ファンのみなさん、がんばってチケットを取って見に行ってください。4月24日(水)発売です。言葉が完全に理解できる方ならともかく、そうでない方なら必ずやDVDなどで見ていても、「あれは本当のところはどうなったのか?」と疑問をもつであろう『美麗島』の流れるせつない夜の場面、日本語字幕があると納得できます。

今回のAQFFですが、自分自身は、大陸が舞台の『無言』と、キム・コッピ出演の『マネキンと手錠』が興味深いです。(昨年東京国際映画祭で見たタイ映画『帰り道』あたりも見られたら嬉しかったのに……。いや、あれは同性愛を主題とした作品ではないのでだめか……)


※『GF*BF』は一般公開に向けて交渉中と楊監督が大阪の映画祭でおっしゃっていましたし、公開が決定したという噂も……。

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コメント

記事を1つアップしてからコメントを、と考えているうちに時間が経ってしまいました。
(しかもエントリの方も出来てない……)

面倒だなどということは全くありませんので、気が向いたらいつでも遊びにきてください。

このブログを始めた2003年から2~3年はたいしたことはなかったのですが
その後はずっと、自分も仕事に時間を食われてしまっていて
まあそれは自分の能力が足りないせいなのですが
帰宅&夕食はたいてい午前0時を回ってからというのが日常です。
猛烈に忙しいときには、遅く帰って早く出勤するというペースになります。
幸いにして、土日は休めることが多いので助かっています。

さて、イ=ソン・ヒイル監督の三部作ですが、私には何の情報もないのでわかりませんが
また劇場で見られるチャンスがあるとしたら
やはり何かの特集上映とか映画祭とかになるのではないでしょうか?

以前、シアター・イメージフォーラムで行われていた
韓国のインディペンデント映画の特集上映(「韓国インディペンデント映画200x」)で
監督の旧作(当時は新作だったはず)を見たことがあります。
かなり実験的な作品が多かった印象がありますが、結構楽しみにしていました。
今はこのイベントもなくなってしまって残念です。

 ありがとうございます。面倒をおかけしているのでは、と思っていたので、「楽しい」と書いてくださって本当にうれしかったです。
 三部作、日本での一般公開が一番喜ばしいのですが、難しいのでしょうか?国内の映画祭で上映されたあかつきにはどこへでも行く気は十分なのですが。
 最近仕事に追われて気力がなくなりかけていたのですが、自分の時間や気持ちを大事にしなくては(周囲からは大事にしすぎとも言われていますが)と改めて思いました。
 また素敵な作品をお知らせくださいね。

夏期休暇さんとこの場でお話させていただけることはとても楽しいです。書き込んでいただいてありがとうございます。

先ほど検索をしていたら、イ=ソン・ヒイル監督の今回の三部作の韓国版DVDは、YESASIAあたりで簡単に買えてしまうようですね。韓国語と英語の字幕がついているようですのでハングルがだめでも何とかなりそうです。

『白夜』の美しさは『GF*BF』同様に「映画館でなければ」という思いが絶対的にありますが、それはそれとして、やはり「DVDはほしいなぁ」などと……。かなり揺れています(笑)。

《女朋友。男朋友》は台湾版DVDを持っていますが、Blu-rayが出ないのが残念でなりません(香港版Blu-rayは出ていますが)。


 > 張孝全氏をスクリーンで見るとなぜか「寂しそう」に見えてしまいます。
 > かげを感じるというか。

これはよくわかります。呉敏役のころからそうでした。最近は、それも彼の個性の1つなのだろうと考えています。

あまりご興味がないかもしれませんが、彼の主演で大ヒットしたアイドルドラマ『最後はキミを好きになる!』の彼の役は、女性から見た理想の彼氏といったキャラクターなのですが、改めて考えると、そのソン・チエシウというキャラクター設定は、張孝全の実際のプロフィールを踏まえて作られているのではないかなと思えるところが多いのです。

ソン・チエシウは「実行力のある大人の男性」ではあるのですが、物語が進むにつれて、隠されてはいるものの、子ども時代に受け止めてもらえなかった母への思慕をいまだ抱えているということが、その生い立ちとともに明らかになっていきます。こんな今風の恋愛ドラマにおいてすら、彼が演じる役柄には、寂しさに膝をかかえる少年の影が見えるのだなぁと感じたことをよく覚えています。

実際の張孝全は、インタビューなどで知る範囲では(誤読でなければ)、両親が離婚されていることもあってか、ティーンのころからかなり大人びた態度で人生に対してきているように感じられます。しかし、子どものころはかなり引っ込み思案だったとも、どこかで言っていたような……。

そして、陳忠良。――彼は両親もいて(1997年のパートには病院につきそっていますね)、家業の手伝いもする、その名のとおり「忠実で良い息子」であるわけです。その彼の、あの大人しい性格はどこから来たのだろうと、ずっと考えています。

大阪の映画祭でヤン・ヤーチェ監督に、Q&Aやファンミーティングで手を挙げる勇気があったなら聞いてみたかったことは、「陳忠良の性格をどう設定されたのか」ということだけだったのですが、そんな何の工夫もない単純な質問は「映画を見て自分で考えろ」と言われそうで、とても聞けませんでした。

高校生のころの坊主頭の、あどけなさのわずかに残る横顔
夜の街灯の下、樟の枝をちぎって立っているシルエット
ベッドの隅に腰掛けて足の指で指輪をもてあそぶ背中

それら「台詞ではない」部分で、張孝全が演じる役柄ににじむ陰影(存在感)は、何だかんだ言っても、彼の俳優の素質(が豊かである証拠)と考えていいのではないかと……。

三部作、ご覧になったのですね。

『白夜』、本当に、とりわけよかったです。三部作のどれにも狂おしいほどの思いがあふれていて、まぶしくて仕方がなかったです。自分もどうしてももう一度見たいという思いを抑えることができません。「愛おしい」としか言いようのない映画でした。

張孝全氏をスクリーンで見るとなぜか「寂しそう」に見えてしまいます。かげを感じるというか。そう見えるってことが「好き」ということなんだろうなと思ったりしています。

映画祭から1日が過ぎました。

ソ・ジュンムン作品、ご覧になったとのこと。クロージングまでおられたとすると、かなり長い時間映画館に拘束されることになったのではないかと思います。「仕事を必死で片付け」なければ、途中抜けがあるにせよ、朝から晩まで映画館にいることはできませんね。お疲れさまでした。そして、ご覧になった映画に良い感想を持たれたようで、本当に良かったです。

ソ・ジュンムン監督の『REC』はインディペンデント作品らしい雰囲気で走り出し、そのまま起伏の少ないドキュメンタリーのような形で終わるのかと思いきや、登場人物たちの心の奥底に抑え込まれていた感情を映画の上に浮かび上がらせ焼き付けて見せてくれました。『蛍の光』もそうですが、何と言うか、「感情」がそのまま観客にも伝わってくる。『蛍の光』については、登場人物の抱える「時間」が長いこともあり、『REC』よりも複雑な色合いを帯びていて、より美しいと感じました。

昨日は私も、お昼の作品からクロージングまで、シネマート六本木におりました。どの作品も前方の席で見ていたので、腰と首が痛くなりました(それはどんな映画祭でも大概「いつものこと」なのですが)。

イ=ソン・ヒイル監督の三部作は、特に最後の『白夜』が、素晴らしいとしか言いようのない作品でした。いまだ言葉になりません。どこかでもう一度ぐらい見られるチャンスはないのかと、飢餓感に似た感覚を覚えるほどです。

AQFFのお話ではありませんが、いよいよ張孝全の新作《失魂》の方も、台北電影節オープニングでの上映と、台湾での一般公開(8月)が近づいてきました。彼について、夏期休暇さんが「楽しみと少しの不安」とおっしゃいましたが、自分もそのあたりには同じような思いを持っています。現地での報道や日本のメディア&映画関係者の方の記事が読める日を、緊張しつつ楽しみに待ちたいと思います。監督の前作が東京国際映画祭で上映されていることもあり、《失魂》も同じ映画祭で見られたらいいなと気の早いことを考えていたりします。

 こんにちは。お勧めに従って、ソ・ジュンムン・プログラムを追加しました。追加して本当によかったです。ソ・ジュンムンという監督さんの作品を見たのははじめてだったんですが、とても作家性の高いかただなと思いました。感情の表出がとてもリリカルだなとも思いました。じつはゲイでありつつ結婚するというテーマは少し苦手なんですね。社会の圧力等のなかで結婚を選択しなければならないというのはわかるのですが、相手の女性のことがいつも気にかかってしまうのです。もちろん愛のない結婚をする異性愛者同士のカップルも少なくないのかも知れませんが、自分の感情を偽り、かつ、他人を巻き込んでしまうことに抵抗があって。でも、そんな自分でも『蛍の光』には、涙が止まりませんでした。
 『GF*BF』は、今回はじめて三人の関係が心にすとんと落ちた感じです。少しだけ優しすぎたり弱すぎたりするために、少しずつずれてゆく思いが見ていて切なかったです。心を強く揺すぶられましたし、見終わって、いろいろな思いが残りました。クロージングプログラムもとても充実した見ごたえのある三部作でした。映画としての完成度がすばらしかったです。
 仕事を必死で片付けて見に行ったかいがありました。どの作品ももう一度ゆっくり見直したいと思う映画ばかりでした。お勧めくださって、ありがとうございました。

ありがとうございます。

映画祭前半の土日は、不調ながらも何とか持ちこたえて、予定どおり作品を見ることができました。人気の作品と、「短編」や「ドキュメンタリー」といった地味なところでは観客数が全く違い、少しショックでした。他の映画祭でもそれは当然あるのでしょうが、特に一番最初に飛び込んだ土曜の昼の「ドキュメンタリープログラム」(ドキュメンタリー中編2本を上映)あたりでは、びっくりするほど入場者が少なかったのです。だからこそ『GF*BF』(《女朋友。男朋友》)のような立ち見も出るような人気作品は、映画祭の運営上からも必要なんだなと……。

来週の日曜日の2本というのは、もしかしたら最後の2本でしょうか? 同じ日曜日の朝一番のソ・ジュンムン監督作品2本(私は26日に見ました)、素晴らしい作品です。お時間がありましたらご覧になってみてください。

また、『GF*BF』は今回、大阪と全く異なる字幕です。どちらが良いということは必ずしも言えないと思いますが、作品の内容をかなり明確に規定するわかりやすい言葉になっています。特に素晴らしいのは、挿入歌やエンドロールで流れる歌にまですべて字幕がついたこと。大学時代最後のパーティで流れる「苦海女神龍」(港町ブルース)の字幕、最後の水のないプールでの「家」の字幕などは、鮮烈な印象を残します。(「家」の字幕については、「家」にこめられた意味にもう少し幅を持たせた訳し方をしてもよかったんじゃないかなと、思ったりもしましたが……)

演劇は、以前はたまに見に行ったりしたのですが、今は、貧乏であることに甘んじて、全く足を運んでおりません。もちろん自ら情報を探れば、興味のあるものは必ずあると思うのですが、そこまで手を広げてしまうと、時間も金もいくらあっても足りないので……。本当は、映画ばかりではなく、歌舞伎や能、文楽、オペラ、現代演劇、バレエ、現代舞踊、音楽、美術といったところも避けずに吸収すべきであるのはわかっているのですが……。歌舞伎も含め演劇は、情けないことに、テレビ中継を見るぐらいです。NHKで放映される米国トニー賞の授賞式なども、毎年楽しみに見ています。

「この舞台を見てみたかった」と後から知って後悔するといったことも、たまにあります。

「映画はいつでもその世界がそこにある」、……そうですね。DVDなどのなかった昔は、それでも、映画館でかからないとその世界と出会うことはできなかったわけで、お気に入りの映画は何度も映画館に行って、一生懸命内容を記憶しようとしたり、果ては(いけないのですが)こっそりラジカセを持ちこんでカバンの中から音声を録音してみたりなどしたものです。

夏期休暇さんも、今週末の映画祭を楽しまれますように。

お身体のお加減は如何ですか。

映画祭はそこでしか見られない作品に触れられることはうれしいのですが、一日に何本も見るというのは、大変ですよね。自分は今回は最終日に二本見るだけです。

ただ映画はいつでもその世界がそこにあるという点がいいですね。歌舞伎などご覧になりますか?このあいだ本当に久しぶりに歌舞伎を見に行ったのです(よく見ていたのは、現仁左衛門が孝夫の頃です)が、玉三郎丈も還暦を過ぎ、これからやらない演目が増えるだろうことを考えて、遠ざかっていた期間がもったいなかったように思いました。

張孝全氏はこれからさらに成熟していく俳優さんだと思うのですが、楽しみと少しの不安があります。

映画祭を楽しんでいらっしゃるといいなと思いつつ。

夏期休暇さん、おはようございます。

昨晩コメントをいただいていたのを確認していたのですが、丈夫な自分が先週末に珍しく体調を崩して、やっと落ち着いたと思ったら、また今週末に向かって絶不調になってきてしまったため、夜少し早く休みました。今週末から映画祭だというのに……。

アジアンクイア映画祭は1回目のときからチェックしていますが、いつもタイミングが合わずに、これまでほとんど足を運べておらず、今回はじめてまともに予定を立てました。今週は土日で6プログラム、来週は5プログラム見るつもりでいますが、今の悲惨な体調できちんと作品を見られるのか心配です。最初のころから考えると、こちらの映画祭は確実に規模が大きくなっていますね。イベント運営というのは相当に大変なようで、大阪アジアン映画祭ですら今年開催を危ぶまれていたという話を聞くと、主催の方やスタッフの方には頭が下がります。

>主に台湾の芸能を扱っているお店にお願いして張孝全氏が掲載されている台湾の雑誌は知らせてもらい、購入するようにしているのですが

それは素晴らしいですね。いや、私などは知ると欲しくなるので知らない方がいいです(笑)。
でも、よく登場するファッション誌はまあともかく、彼のことが載っている映画雑誌は欲しいです。『cue』の隔週誌(の創刊号)は手にいれたいなぁと思っているのですが。

 こんにちは。
 『GF*BF』、アジアンクイア映画祭で上映されますね。「わかっていたら、わざわざ大阪まで行かずに……」と全く思わなかったのは、やはり映画が魅力的だったからです。今回はもう少し細部をみることができるかなと思っています。アジアンクイア映画祭が原宿で開催されたとき、映画をみていて気分が悪くなって途中で出てしまったことがあります。そのさいスタッフのかたがとても心配してくださったことが心に残っています。自分は多少カンパするくらいなのですが、こうした映画祭を続けてくださっていることに頭が下がります。
 主に台湾の芸能を扱っているお店にお願いして張孝全氏が掲載されている台湾の雑誌は知らせてもらい、購入するようにしているのですが、最近また雑誌媒体への露出が増えているような気がします。映画の公開と連動しているのかもしれませんが、確かな人気の証でもありますよね。

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