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2006.10.25

少しだけ

『一年の初め』には間に合わず。ついたのは上映の終わる15分ほど前だったので、諦めた。チケット発売と同時にとった、たったの3枚の内の1枚であったにもかかわらず……。残念。

で、元気があったら当日券で見ようと思っていた、鬼才パトリック・タムの15年ぶりの新作という謳い文句の『父子』を見る。先週後半あたりから、このところすっかり夜更かし朝駆け(?)で眠いので、長く書くつもりはないけれど、これは凄すぎ。映画の格は、『殺人の追憶』とか『ブロークバック・マウンテン』にも匹敵するような堂々たるもの。昨日か一昨日だったかに発表された台湾金馬奨の作品賞にもノミネートされていたが、2006年の収穫というにとどまらず、中国語映画の歴史の1ページを飾る作品だろうと思った。

一番最初の絵から、その美しさと物語とにぐいっと引っ張られたまま、まるで、まばたきもせずに150分を見通したかのような感じ。舞台挨拶に立った監督は、すばらしくエレガントな方です。

あ、映画の中で使われていた沢山の音楽や歌のうちの1つ、マレーシアの歌姫シティ・ヌルハリザの歌声は、映画を見ていてわかったので、嬉しかった(←関係ないよ)。

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コメント

xiaogangさん、申し訳ありません。曲名まではわかりません。劇中「これはSitiの声だろうな」と気になったので、エンドクレジットを注意して見ていたら、かろうじて小さな字の彼女の名前が読めたのです(なんて、思い込みだったらどうしよう)。アルバム1枚きりしか持っていないので、知っている曲ではありませんでした。

公開前ということで、まだサントラも発売されていないようですし、公式サイトも完全に出来上がっていないみたいですし……。サントラが発売されて、Yesasiaででも扱うようになれば、きっとわかるでしょうが……。

Robert Jay Ellis-Geiger の音楽も、特に弦楽など、ニエズの范宗沛の曲を思い出しつつ聴いていました。

こんにちは。
『父子』で流れたシティ・ヌルハリザの歌の曲名とかアルバム名とかわかりますか? 私も「シティかな」と思ったのですが、それ以上確認できなかったので、おわかりでしたら教えていただけると嬉しいです。

diabloさん、おはようございます!

良い作品は公開されるだろう、とは思うのですが、『父子』は難しいかもしれませんね。

いずれにしても、何を取って、何を捨てるかは悩みますよね。私は今回、ヤスミン・アハマド監督の作品を1つも見られていません。『鳥屋』も見たかったし『八月的故事』も見たかったけれど、時間が取れず諦めました。

『おばさんのポストモダン生活』は、確か台湾金馬奨の何かにノミネートされていましたよね(もちろん、主演女優賞だったか?)。

映画祭では、何本映画を見ても、1本深く心に残るものに出会えればそれで幸せだと思っています。今回はかなり幸せな状態です。

diabloさんの選択が(ご自分にとって)良い結果を生みますように!

>どまらず、中国語映画の歴史の1ページを飾る作品

ああ~揺れます~悩みます~~
『マクシン』+シンポジュウムと『父子』を最後迄悩んで悩んで
『父子』を捨てた己の判断に自信が持てないでいたんです。
ますます、揺れ動く優柔不断ぶり。(泣笑)

昨晩の『一年の初め』は、残念でした。(貰泣)私も、頭15,6分逃して、
転がる様に席に付きましたが、息も血圧も上がってしまい、ちゃんと
観れる体制になれたの5分位後でした。

後『おばさんのポストモダン生活』と『八月的故事』で
未だ揺れ捲くり。チケ両方購入している大バカ。(自爆)

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譚家明(パトリック・タム)の『父子』[C2006-14]で使われているSiti Nurhaliza(シティ・ヌルハリザ)の曲を、先日届いた香港版DVD(残念ながら短いヴァージョンだった)で確認。去年の東京国際映画祭で観たときから気になっていて、石公さんのブログ[夜目、遠目、幕の内]で質... [続きを読む]

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