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2006.05.29

かわくまもなし

どうしても浮上できず(→なら沈んだままでおとなしくしていろよ、と)。

雨の中、前を歩く見知らぬ女の子の服のコーディネイトを胸の中で呪いながら歩いていたら、罰(ばち)があったったのか、水たまりで滑って転んだ(いや、ファッションのことはよくわかりませんがね)。

『ウォーク・ザ・ライン』のDVDを発注するぐらいなら、インドネシアに寄付しろよと思いつつ、今にも注文してしまいそうな……。

作品として最初から最後まですべてを好きでなくても、「大好き」な映画がある。自分にとって、『ウォーク・ザ・ライン』と『ランド・オブ・プレンティ』はそういう作品で、どちらも、ストーリーそのものがオチまですべて好きなわけでは決してない。それでも、これらの映画のことを考えると、愛しくてどうしようもない気分になる。『ウォーク・ザ・ライン』なら、主人公の生い立ちと、劇中で歌われる熱のこもった歌と、登場人物たちの「途中」の「すったもんだ」が胸を締め付けるし、『ランド・オブ・プレンティ』なら、ミシェル・ウィリアムズの愛らしさと、何よりもベトナム帰りの伯父(ジョン・ディール)の迷妄とその「夢」が破れるやるせなさが素晴らしい(その後の911のくだりなど不要←と、不遜にもそう信じている)。

さてファンの方はとっくにご存知の、公共電視の人生劇展の単発ドラマが復帰第一作だというようなニュースも流れていた張孝全くんの本当の復帰第一作となる映画《盛夏光年》(5月半ばにクランク・イン済み→画像撮影中の記事)は、2004年の東京国際映画祭でも上映された『狂放』の陳正道監督の作品。タイミング的には、前作《宅變》の後のもののようだが、その陳正道監督(1981年生まれ!)が映画について語った日本語の記事がある。ここで書かれている《無伴奏》というのが、今回、張孝全くんの出る《盛夏光年》の企画段階での旧タイトルである。芸能報道では、男の子2人と女の子のラブストーリーで『藍色夏恋』と『ブロークバック・マウンテン』を足したような感じだと書かれていたりもしたが、監督は、リンクした光華雑誌の日本語の記事でも言っているとおり、あくまでも青春と愛情がテーマの若者の物語であり、「同志」の部分はことさら強調するつもりはないとのこと。

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