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2005.04.05

バビロンの残り香

本日から東京国立博物館で始まる「ベルリンの至宝展」、きっと"何か"あるだろうと思ってサイトを見にいったら、ありました。

いや、"何か"ってギリシャかペルシャかそのあたりの、「あれ」とか「これ」とか~。

展覧会には、アレクサンドロス関係の本にも出てくるバビロンの、イシュタル門のライオンのレリーフが出品されている模様。公式サイトの画像(古代西アジア美術に分類される)だと色がよくわからないが、地のレンガは青いんである! 映画に出てきたあのバビロンの門と同じ青である(って、映画の方が、実物を模したセットなのだが)。

ラファエロもボッティチェリも見ずに、レンガの色だけ見てうっとりしているバカが国立博物館にいたら、それはこの……。
   ↓
4/5初日、仕事ぶっちぎって見てきた(←ウソ、たまたま休出の代休だった)。正確には門のレリーフ(フリーズ彫刻)ではなく、イシュタル門につづく行進道路の両脇を飾る壁の彫刻である。新年の祝祭のときなど、ペルシャ王の行列が通る道を飾ったもので、彫刻のライオンも何頭も連なって行列を形づくるわけだ。

今回の展覧会は幅広く近代美術まで展示しているが、中でも、エジプト、古代西アジア、ギリシャ・ローマ美術あたりが圧巻だ。エジプトの木棺をしげしげながめ、ギリシャ彫刻に見とれた(ハドリアヌス帝寵愛の若者アンティノオスの像の美しいこと!)。

さらに、コインのコレクションの筆頭を飾るのがアレクサンドロス時代の4ドラクマ銀貨。表はヘラクレス、裏はゼウスで、ゼウスの脇に「アレクサンドロス」と刻印された、いかにもいかにもアレクサンドロス好みのコインである(笑)。

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