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2005.03.23

コリン・ファレルのボビー・モロー

《A Home at the END of the World》の見どころは、何と言ってもコリン・ファレルのボビーに尽きる。どういう関係でこの仕事を引き受けたのか、見つけたいくつかのインタビューではよくわからないのだが(言葉がわからないだけかも?)、この映画のボビー・モロー役がそれまでの役柄とは毛色の違うものであることは確かで、ここ2~3年力を伸ばしている彼の俳優としての意欲の表れと解釈するしかないだろう。その割に、大人ボビー初登場時のヒッピー風の長髪には、本人、不満タラタラだったりするのがご愛嬌だ。

HEW_a_bniezi_ex左はコリン・ファレル演じるボビー・モロー。右は台湾のボビーこと呉敏(飾・張孝全)←ウソウソ(ボビーと小敏は全然違う)。しかしこの「隅っこにくるっと丸まった内向的な
ゴツい兄ちゃん」ってあたりだけは共通しているかと……(並べて自分が嬉しがりたいだけだろう)。

以下、気をつけてはいるつもりですが、映画および原作小説に関して、物語や登場人物の詳細にかなり触れています。クリアな状態で映画を見たい方は読まないでくださいませ。⇒つづき
うーん、IE以外だとちゃんと開かないようなので、あとで対処します。すみません。


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コメント

フェイユイさん、

>おまけにジャック・ニコルソンまで加わって3匹の子豚の様ではありませんか

これには笑いました。

「ずんぐり」してません!(泣き伏す)
一体どうしてあの組み合わせなんでしょうねえ?二人一緒だところころしちゃうじゃないですか。メリハリつけるのが好きなハリウッドなのに(黒髪と金髪とか、のっぽとちびとか)
おまけにジャック・ニコルソンまで加わって3匹の子豚の様ではありませんか(私のほうが酷い?)
どちらにしても楽しみです!

石公さんも『ふたりにクギづけ』お好きという事でうれしいです!今、マットの話題になるとそれだけでにやけてしまうしょうもない私なのですよ。特にこの作品は!

「エディンバラ・埋められた魂」もう早速読む気になりました(笑)
いつもながら興味深い作品を紹介していただいて感謝するばかりです。

フェイユイさん、お久しぶりです。

ありがとうございます。そうでしょう、そうでしょう。フェイユイさんならわかってくださるかと思っておりました(笑)。本も堪能されたようで、何よりです。

いや、話は違いますが、私めも『ふたりにクギづけ』大好きですよ(DVD持ってます)。でも、何と言っても楽しみなのは、あの主演2人共々おっさんくさい画像で期待いや増す、無間道のリメイク、"THE DEPARTED"でありましょう。たとえどんな出来であっても、あのずんぐりとした2人が画面を飛び回るなんて、嬉しすぎます(←バカ)。

スーパーマン新作(←まだ言うか)とともに、楽しみにしている作品の筆頭格です。

突然の割り込み、失礼します。

私も遅ればせながら「この世の果ての家」読みました。石公さんがボビーと小敏を重ねて見られたわけがわかりました。そしてとてもうれしくなりましたよ。
心にしみてくる物語でしたね。

映画でも観てみたいものです。

真紅さん、コメント&ていないなごあいさつをいただきありがとうございます。

サイトの方はさきほど拝見させていただきました。
トラックバック不能とのことですので、以下にリンクをはらせていただきますね。

「真紅のthinkingdays」さんの「決して逃げず、引き受け、愛し、立ち去る~『この世の果ての家』」
http://thinkingdays.blog42.fc2.com/blog-entry-43.html

石公さん、はじめまして。shitoさんのところから参りました。
『この世の果ての家』遅ればせながら読了し、拙ブログにエントリアップしました。TBを送らせていただきたいのですがココログ-FC2間は不調のようで残念ながら届きません。
よろしければお暇な折にでも拙ブログへお立ち寄り下さいませ。(本来ならばTBさせていただいた上でのご挨拶とすべきところ、失礼をお許しください)
ではでは。

飛田野裕子さん、
既に自分にとってバイブルのような「この世の果ての家」を翻訳くだすった方においでいただき、こんなblogでも続けていてよかったと喜んでいます。書き込みいただきありがとうございます。

カニンガムを知ったのは、映画「めぐりあう時間たち」を見てからですが、そのときに「この世の果ての家」のことも知り、しばらくして文庫本を購入し、そのまま読まずに持っていたのです。今年2月初めに見た「アレキサンダー」のパンフレット中に、主演のコリン・ファレルの次作として挙げられていたのが"A Home at the End of the World"で、そのまま勢いで米国版DVDを購入し映像を見るのと前後して、慌てて小説を読み出した……という"にわかファン"ではあります。

小説の世界に関して話したいことはたくさんありますが、たとえ自己満足な思い込みでも、何か1つ視点がない限り文章を書いても意味がないと思っている石頭なところがあり、とっかかりができないとなかなかうまく書き表わせません。それが見つかったら、感想を書いてみようと思います。お目汚しかもしれませんが、そのときにはご覧いただけたら嬉しいです。

この映画がささやかながらも観た人の記憶に残り、静かに愛される作品となってほしいと願っていますが、小説「この世の果ての家」は、読んだ人なら必ずや作品世界と登場人物たちを愛さずにはいられないでしょう。既に失った人からかつて贈られたプレゼントのように、切なく愛しい……。

日本語で読めることを心から感謝します。


shitoさん、
いや、もちろん、コリン・ファレルは繊細ですって(笑)。だからこその"不眠"、だからこその"酒タバコ"、だからこその"感受性"、だからこその"女たらし"(="惚れっぽい"(本人の言葉))……。将来は、ジャック・ニコルソン化するとか(晩年の)マーロン・ブランドみたいになるとかいろいろ言われていますが、今でもすでに、映像の中の声と姿だけで、彼の際立ったボルテージの高さが伝わってくる気がします。特にアレクサンドロス大王役は、彼の役柄としては最も画期的で新鮮で、何度見ても飽きず本当に見応えがあります。ああ、また見にいきたくなってきた(←中毒)。

さきほど、自分のブログでも『この世の果ての家』感想をアップしました、とお知らせに伺ったらなんと!
訳をされた飛田野様からのコメントがあり、吃驚しております。
感想については自分のブログで詳しく書きましたが、個人的なことを言えば、原文で読み通すだけの英語力がないうえ、かなり文体の好みの幅が狭いので翻訳もの自体が苦手な私にも、冒頭から引き込まれるような素敵な文章でした。

>石公さん
私は割と好きな俳優に対しては「与えられた役でどれだけのことをやっているか」ということを基準にするほうでして^^;; そりゃあ「彼以外に出来ない」というレベルまでいってくれたら素晴らしいのですけどね。それでも、彼のボビー・モローは案外ハマっているんじゃないか、と思って期待しています。
どこが?って、あのー何気にイモくさいとこと、実は繊細さを秘めているところとかが(>そう思っているファンの方はいないのでしょうか・・・)合うんじゃないかなあ、と。
あと、原作と映画は基本的に別物だと思ってみるほうなので、そりゃあ確かに原作が好きだと比べる部分もあると思いますが、最低限原作のスピリットがこもっていればそれで満足です(笑)。

『この世の果ての家』の訳者です。私の翻訳人生でもっとも印象に残っているのが、この作品です。読者の皆さまの本作についてのご意見、ご感想など聞かせていただければ幸いです。

shitoさん、おはようございます。
エントリの中には、書くのに何日もかかったものがあり、内容が費やした時間に見合っているかどうかは別として、このエントリもその1つなので、コメントしていただけて本当に嬉しいです。

コリン・ファレルの出演作を見ていて気になるのは、「これは彼が演じなければならない役か」ということです。ブロックバスターの主役あるいは副主役級のキャラクターは、そりゃあ、彼の演技力と若さが必要な部分も大きいでしょうが、「他の俳優でも置き換えがきくんじゃないか?」と思ったりすることが多いです("大王"を除く)。もちろん、今やセレブである彼も、まだまだキャリアを積んでいる段階であるわけで、その点ではどの作品も、彼にとって必要な仕事なのでしょう。でも、もっぱら見る側のわがままとして、他の誰かがやれそうなハンサムな若いヒーローよりは、一癖もニ癖もある役柄を見てみたいと……。

そんなひねくれたファンの期待に応えてくれるキャラクターの1つが、このボビー・モロー役であることは言うまでもありません(笑)。

「この世の果ての家」は、一時手放せないぐらい執着して、日々持ち歩いては読んでいました。小説を読んでしまうと、映画の方はちょっと物足りないかもしれませんが、この作品で彼がボビーを演ってくれたことはこの上なく嬉しいですね。

どこかのニュースで、(本当にコリン・ファレルがそう言ったのかどうか真偽のほどは定かではありませんが)「「A Home at……」と「アレキサンダー」と、ヘテロではない役柄が続いたが、もしもう1本そういった役を引き受けたら、自分はエージェントに殺されるだろう」なんていう記事がありました。う~ん、本当なら、もったいない話です(笑)。

またお邪魔しにきてしまいました!
石公さんの書かれていた記事のおかげで、私も『世界の果ての家』読みました。久しぶりに小説を読んで号泣、という始末です・・・。切ないけれど、本当に素晴らしい物語ですね。このボビーをコリンが演じているなんて、それだけでちょっと感動的です(笑)。英語力低いのでDVDは躊躇してしまうので、なんとしても日本公開で観たいのですけどね~。

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