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2004.10.27

「猫をお願い」本

張孝全ファンの皆さんに朗報(かどうかは不明)だが、昨年末台湾映画祭2003(@六本木)で上映された呉米森監督の『猫をお願い』(原題:給我一支猫)の映画本(写真集か?)が台湾で発売されている。映画は面白いとは言い難かったが、脇役として登場する孝全くんはなかなか(といっても、あのころの"いつもどおり"な感じ)なので、もし彼が載っているのなら、持っていてもいいかな。

本日、Bunkamuraル・シネマで見てきたフィリピン映画『防波堤の女』も、堂々たる作品。日々、こんなに幸せでいいのか。 

『防波堤の女』は、マニラ湾の防波堤に粗末な小屋を作って暮らす極貧の人々を描いた映画で、どうしようもなく悲惨な現実を見せてくれるのだが、そこにいる汚れた顔で粗末な衣服を観につけた人々の表情や存在感がとても魅力的だ。おじちゃんも、おばちゃんも、フィリピンボーイも、とても可愛い(笑)。貧しさゆえの辛いエピソードばかりが折り重ねられた重苦しいストーリーにもかかわらず、エンディングでは、希望を持って生きていこうという気持ちにさせられる。中でも印象的なのは、映画中、防波堤に住む1人のオヤジが弾き語る歌の、ポルトガルのファドのような哀感漂う歌声だ。それは、何だか彼らの物語の語り部のようでもある。全ての悲しみや苦しみから解放された、エンドロールの、楽しそうに歌い踊る彼らの映像が心地よい。

さて、昨日見た『ライス・ラプソディー』は、3人の息子を持つ母が、(上の息子2人がゲイであるために)まだ高校生の一番下の息子だけはヘテロであってほしいと願って奮闘(暗躍?)するというシンガポールを舞台にしたコメディで、最終的には母が、いかに息子たちのありのままを受け入れ、いかに自分自身の人生を考え直すか、というところに収束していく話である。「ニエズの周辺」的視点で言うと、断然枝葉末節だが、末息子と親友のプールの映像(→小天(祐祐)&夢のヒト(Duncanさん))とか、2人バスケットの映像(→阿青&趙英)とか、何か(笑)を思い出さずにはいられぬシーンもあった。が、最後に脳裏にこびりついたのは、シルビア・チャン(張艾嘉)の苦悩するつっぱり母の顔ばかりだ。

『ラクダ(たち)』のビビン麺に続き、海南鶏飯(『ライス・ラプソディー』の原題でもあり、ヒロインがやっている店のメインメニュー)も、食べてみたい料理となった。

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コメント

ロンズさん、blogがんばって続けてくださいませ。

私は、自分の書いたものをウエブに公開するということは、素っ裸で往来に立つようなものだと感じます。いつも怖いし、いつも恥ずかしい。自分の書いたものを肯定的に読んでくれている人ばかりじゃないってことも、自分自身が読み手であるときのことを考えれば容易に想像がつきますしね。だから、いつもこんな逃げ道だらけ、自己つっこみだらけの文章なんです~。情けな。

いま最も楽しみにしているのは、22日に届いた高倉健のやくざ映画のDVDを見ることです。映画祭に入ってしまって、見ている時間がないもので(涙)。

ロンズさんの次なるターゲット(DVD)の記事を楽しみにしています。

おはようございます。ええっ、そんなに早くから見られてたんですか?アセッ。私なんて世界の隅っこでひっそりやってるつもりだったんですが。

シルミド、こわかったです。私にとっては、ホラーよりずっと。

毎日更新、イやまだ始めたばかりで興奮状態にあるんですよね。今からだんだん落ちてくると思います、多分。

石公さんに、見られていたということで、勇気百倍です(なんか意味わかんないですね。開き直りというか)これからもよろしくお願いします。

早く張孝全君の姿がみたいよー。

ロンズさん、おはようございます。

おお、「藍空」さんはロンズさん作なんですね。全くわかりませんでした(当たり前か)。もちろん、ニエズ初期エントリのころから、日々読ませていただいています。いつも、毎日更新されているっていうのが凄いなと、感嘆しております(シルミド、きつかったですか?(笑))ずうずうしくなんかないです。どんどん、URLはってやってください。

張孝全くんはもうすぐ兵役に入ってしまうので、さらに寂しくなりますね。今はレーサードラマをやっているようですが、火事ドラマの方のVCD化が楽しみです。

お久しぶりのロンズです。とはいえ、私は毎日拝見しておりますが。
張孝全ファンとは私のために?と大いに勘違いして書き込んでおります。そうですか。写真集、ぜひ見たいものですねえ。「猫をお願い」の映画すら私はまだ見れてません。しくしく。彼に関して私はほとんどお目にかかるチャンスがないので、寂しいです。
それにしても相変わらず、面白そうな映画を見に行かれてうらやましい限りです。私が見れるようになるのはいつの日か。
 
そんな毎日を送るうち、ついに私も恥ずかしながらブログなどをはじめてみました。(ここではフェイユイとなのっております)ほとんどがDVDなどで見た映画の感想ブログというものです。石公さんにお見せできるような代物ではないのですが、お時間がありましたら、ちょっとのぞいてみてください。(ずうずうしかったですね、すみません)

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