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2004.08.29

DVD発売イベント

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8月28日台北での《17歳的……》DVD発売イベントでの出演者たちの画像(聯合網)。記事1

金勤の学校の"先生"陳湘[王其]ネタ、芸能紙は好きだね。で、彼の新作は『ダブル・ビジョン』つながりの陳國富プロデュース作品(?)。《17歳的……》の日本上映の話も相変わらず。2005年公開予定なんていう噂も出ているが、この記事にある映画祭のことも含め、話半分に聞いとこ。

片やひっそりと29日(今晩)から始まった偶像劇《極速傳説》。こちらも25日には試写(マスコミ対象?)、28日・29日にはファンイベントが行われているのだが、大陸系サイトにしか記事(←画像多数)がない。

2004.08.28

ぼんぼり後日談

確かに目に入るととんでもなく眩しい困りモノだ……バルーン照明。あらためて工事現場を見直したら、とてつもない輝度だった。今まで、ぼんぼり型であることに気付かなかったのは、光が全方位に飛ぶことによる眩しさで、太陽を正面から見据えることがないのと同様、「ただの光源だ」と思いまともにその形を直視したことがなかったためだと思う。ドライバーではないので、工事現場の全体像を確認することもしないしなあ。

でも、点灯しはじめのときは本当にぼんやりしていて、直視にも耐えうる可愛い奴なんだよ。

そんなぼんくら頭で、地元にて『華氏911』を見た。予告編どおりの楽しい映画だ。「ソファーに寝転がって家のテレビを見るのではなく、恋人や夫婦で、ポップコーン食べながら泣いたり笑ったり考えたりして、映画館で楽しい時間を過ごしてほしい」と思って作っているとマイケル・ムーアは言っているが、もう1回見るとしたら、ウチで飲みながらテレビで見たいなあ、ゴールデンタイムに(はやらないだろうけど)。

中盤以降のイラクで戦死した兵士の母親を追う部分はさすがの吸引力だが、そんな大真面目な部分以外の、全編を覆う「信念」に貫かれた「ちゃかし」が痛快だ。ヨノナカの公的に発表されるものごと、みんながそう思っているはずだと思われている考え……そういうものを疑ってみるってことを、面白く教えてくれている映画だと思うのに、改憲に半数以上が賛成だと言われる日本の10歳代・20歳代の若い観客がほとんどいないってのは、どうだろ? お客、よく入ってる割りに、自分のような(そしてさらなる)高齢な人ばかり。

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画像は8月27日から台湾で始まった「新導演Tailly High影展」(8/27~10/10)という若い監督の作品を中心にした特集上映(映画祭)のオープニングでの侯孝賢監督、范植偉、張毓晨(記事)。范植偉はサーフィン焼け。映画祭は台北、台中、台南(の"いつも"の会場)を巡回し、台湾国産映画のほか、アニメ、外国映画も上映される。『最愛の夏』、『きらめきの季節/美麗時光』や、《十七歳的天空》、『飛躍、海へ』などはもちろんのこと、過去に新聞記事で見た興味深い作品もたくさん演目にあがっている。いいな~。

2004.08.25

沈黙の羊たち

旅行中、乗り物に乗っている時間が長いため、もしも暇でやることがなかったら読もうと持っていった本は『安心のファシズム-支配されたがる人々-』(斎藤貴男著・岩波新書)だった。幸か不幸か、車中で本を広げることはなくそのまま持ち帰り、日常の中で読んだ。

本は、イラク人質事件から書き起こし、現在の日本社会に広がる全体主義的な空気――権力側の"管理"を強化していこうとする意思と、結果的に"望んで管理される"ことになっていく"一般大衆"が作り上げる世の中の傾向――を、携帯電話、自動改札、"防犯"カメラなど、現代の生活の中で当たり前になってしまった先端技術を取り上げながら検証し、その先にあるものを提示する。

自動改札機などは(著者の論点とは別の話だが)、今や便利で仕方ないそれが、機械それ自体は当然だとしても、使う側をも非情にさせるものがあるなあと常々感じている。

通勤ラッシュの時間帯、自動改札機の読み取りエラーを出し流れを止めてしまう人がいると、(おそらくは皆)いらいらしつつ瞬時に無言で別の改札機の列に移動し、何事もなかったかのように再び流れ出す。エラーを出した人は、駅員が来て解除するまで、止まった改札機の前で罪人のように1人取り残される。そんな風景は、毎日ある。

著者は自動改札を漏斗のようだと評したが、自分はそんな光景を見て、血管を流れる血液とコレステロールのようだなといつも思う。

旅先の大陸の駅は物凄い喧騒だった。駅に限らず、街じゅうで人の話し声が聞こえる。人間の数が日本とはケタ違いだというのも確かだが、その人ごみと話し声を含めた街のうるささに、活気を感じて高揚すると同時に消耗もする。日本では、駅や街で人々がこんなにしゃべっているだろうか? 自動改札を整然と通り過ぎる日本人の社会に触れたこの本を読んでから、余計に気になって、このところ通勤に利用する乗車駅と降車駅で耳をすましてみている。

音に注意を払ってみると、駅の切符売り場は自販機の声(音)ばかり。自動改札は、読み取り音とチャイムの繰り返し。そして始終出入りする電車の轟音と、アナウンスの声と発車を知らせるメロディが、構内に満ちる。が、特に朝の通勤時間など、駅で口を利いている人はほとんどいない(巨大ターミナル駅などは、また別の状況があるだろうが……)。人々は黙々と電車に乗り、黙々と電車を下り改札を出る。

もし、すべての人工音を取り除いたらと想像してみる。そこでは、大勢の無表情な人々の行進が、静まり返った駅の中に続くのだろう。まるで黄泉比良坂を行く死者の行列のように。自動改札を効率良く抜けられない人々を踏みつけにして、現代社会をスマートに"生きている"つもりの自分は、行列する立派な"死者"の1人だ。能動的に適応しているつもりが、管理され支配されているだけの……。

さて、死人つながりというだけで全く違う話になるが、先週『みなさん、さようなら』を見た。頭30分間に合わず、残り1時間の本編だったが。病床で友人たちと息子に看取られながら死を迎える男の話で、例の、今年の米アカデミー外国語映画賞をとったカナダ映画だ。

教養を披瀝もするが下ネタも満載の洒落たフランス語会話も面白いし、社会主義者だった男が"資本主義の申し子"である息子のてのひらの上で死んでいくというのも、ある種象徴的で面白いし、どんなに最期が近づいても"死が受け入れられない"とじたばたする人間の姿も面白い。

が、頭の30分を見ていないのがいけないのか、おフランスのウィットについていけずに拗ねているだけなのか何だかわからないが、その"死"があまりにも人工的で大仰で(いや、死はもちろん大仰でいいのだが)、これが現代の"死"の形なんだなという感慨はあるものの、結構シラけてしまったのだ。こんな大仕掛けじゃないと、我々現代の人間は死ねないのか、と。麻薬常習者の若い女性(ナタリー)の存在は、よかったけどね。


2004.08.24

8月の雪洞

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ぼんぼりを見た。2メートルほどはあろう細い軸の上に、かぼちゃのフォルムの白く柔らかな光が浮かぶ。それは、まさに「おひなさま」のぼんぼり。

帰宅途中、雨の降り始めた夜の工事現場に光るそれが、明るさのぼんやり具合といい、形といい、あんまり可愛かったので、しばし足を止めて眺めていた。1つ、また1つと、その光は現場の人々によって灯されている最中だった。その場を行過ぎても、気になって、何度も振り返って見た。まるで大切な人との別れみたいに。

ということで、帰宅してから調べて続けていたら、ありました。バルーン照明とかバルーン投光機とか言われている、今をときめく(?)屋外照明。工事現場はもちろん、盆踊りなど夜のイベントにも大活躍。道路工事では、通行する車の運転手さんにも優しい明るさだ。照明部をバルーンが包むので雨でも安心。「地上の月」というロマンチックなコピー(←(C)西尾レントオール・ルミエアー)が、ぐっと来るじゃないか。

探してみると、やはりこいつに惚れている方もずいぶんいらっしゃるようで……。こちらのblogなど、この照明のイメージにぴったりのイラストを載せている。

ああ、ぼんやりしたものは、本当に奥ゆかしい。 (「奥ゆかしい」は本来の意味)

※道路工事現場にあったバルーン型の照明は、最初はぼんやりしているが、しばらくすると、決してまぷしくはないがくっきりと明るい光を放ち出し、もちろん作業上問題なし。"ぼんやり"というのは、あくまでも自分のイメージです、念のため。上記画像は照明を作っているメーカーさんのHPより。左の『シーディンの夏』風は和光機械工業。そしてヤンマー西尾レントオール

2004.08.19

公開は来春

真夏には目を覆うばかりの熱いポスターが、本編の出来がどうであれ上映を心待ちにさせる《清風明月》こと『武士伝-BLADE-』、"(仮題)"がついたまま、公開が来春に延びてしまっていた。ううう~ん。

今年は東京国際映画祭より1週間早く開催される東京国際ファンタスティック映画祭は、そろそろ上映作品が決まるという話だ。

2004.08.18

女児誕生

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だそうである、龍子さんことトゥオ・ゾンファ→記事。40歳で結婚して生活が一変したなどと言っているが、"それまで"はさぞや華々しい独身生活を送られてきたのであろう(笑)。

もう1日以上前の記事だが、祐祐の"ハワイ"映画(《夢遊夏威夷》)の撮影風景も出ていた。タイトルはハワイだが、内容は一切ハワイとは関係がないそうだ。写真を見ると相当おバカそうでくだらなそうで、たいへん興味をそそる映画だ。(楽しそうなのは、取材写真だからか?) 祐祐は、8月28日に台北で行われる《17歳的……》DVD発売のイベントに、Duncanさんら出演者とともに参加の予定。金勤クンは参加予定者の名前には挙がっていないようだが、如何に?

さて自分、共に乗り物好きのニセ妹と一緒に極東の国境を列車で越える旅をしてきた。車両ごとに居る車掌さんはかっちりとしたスーツにヒールの制服を身につけたロシア女性だが、国境を越えると私服になった。金色の髪に花柄のカットソー、ひらひら揺れる薄地のフレアスカートが美しく、『たまゆらの女』のコン・リーの衣装を思い起こさせたので、ニセ妹とともに勝手に"たまゆらさん"と命名した。

終着の中国の北の町では、CD屋で流れる曲の6~7割があの"刀郎"だった。店頭のテレビで、彼のライブ映像を流しているところもあった。ウルムチの歌手は、思っていた以上にブレイク中だったのだ。彼のCDの海賊版が大量に出回っており、正規版も海賊版も含めて物凄い枚数が売れているという記事を読んでいたので気をつけたつもりだったのだが、2004年発売のニューアルバムを買ったはずがやっぱり海賊版。帰って聴こうとしたら、全く音が出ない(涙)。愚か者だ。こうなったら、大陸から正規版を通販してやる~。

2004.08.10

DVD予約

8月30日発売ということで、《17歳的……》、やっと通販サイトに情報が……。いつものところ

消防ドラマ、海で撮影。WHY?

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このところ、新しいガールフレンドの話題ばかりが報道されている張孝全クンの、《火線任務》撮影の記事(1,2)なんだけれど、一応海なので、暑いことだし画像を貼ってみる。

撮影が終わったら、年末の入隊前にアメリカに行くと(彼女がらみで……)。いや、今回は珍しく、どうやらモデルでも女優でもなく、年上のおねいさんでもなく、同い年の一般の女の子のようで、彼なりに気を使ってるらしい。

で、その前に撮影していた中視のアイドルレーサードラマ《極速傳説》は、8月29日放映とか、22日放映とかいろいろ言われている。リンクした公式サイトらしきもの、トップからいきなり笑えてしまう。レーサーというより、どう見ても"族"系なんですが、孝全クン(あ、でも、この線、もう少し太ってくれると、それはそれで"良い"のかもね(爆))。もちろん、忘れてはいけないDuncanさんが出ている。

2004.08.07

キム・ボンドゥ、監督ティーチイン

今週はキネカ大森でやっているのだった、シネマコリア(→この暑さでは、キネカまで出かけて2回目を鑑賞する元気はなし)。

ということで、『先生、キム・ボンドゥ』のティーチインの模様が既に報道されている。ボンドゥという名前は封筒(ボントゥ)のダジャレのようなものだ、と。まあ、機関車先生と同質のネーミングではあるわけだ(笑)。

ひきつづき、『品行ゼロ』ティーチイン

本日、メールのみでしかお話をしたことのなかったKさん(←美人さん♪)と待ち合わせ、情熱の某(←しつこいって)のモーニング・ショーを見にいく(Kさん、ありがとう!)。映画祭上映当時は夢中になり、台湾版DVDなどを見尽くした感があったので、大変ひさびさとはいえ、今やもう各場面の裏話ばかりが頭に浮かんでストーリーや登場人物の気持ちに"入り込む"ことはない。

それなのに終わったら、"参った"んだよね。内容でも何でもなく、この映画の創り物としての美しさと職人芸に。いや、この作品、かの監督の数々の作品の中では(本人も言うとおり)かなりシンプルに作られているということなんだけれども、でもやはり、アート作品らしい数々の技巧が大画面であらためて見えたような気がして、んで、監督や香港スタッフの「い~く~ら、大陸を舞台にしたベタな恋愛ものだって、ダサいものなんか作りゃしないわ。見てらっしゃい! ワタクシたち香港人(都会人)の美意識を!!」ってな声が聞こえるようだった。スタッフロールの美しさに脱力して、一瞬、席が立てなくなりそうだった……。それにしても、泣きのシーンのあの本来の音声はいいっすね。

ちなみに、《五月之戀》で脇役として登場するのは、やはりこの作品の制片人だそうだ。はは。

2004.08.06

幕の内というより、ごった煮

きょうはヒロシマの日。……というと、今上映中の映画では、岩波ホールの『父と暮らせば』だろうか(混んでいるそうだが、『酔画仙』の予告が見られるなら行ってもいいかな?)。

0911のことが言われるたびに、原爆投下を受けた広島・長崎を思う。テロ当時も言われたが、状況こそ違えど、一瞬にして沢山の人々の命が失われたという点では良く似ているよね(原爆の場合は、その後も(精神的なものだけでなく)肉体的に長い間苦しんだ人々が存在することを忘れてはいけないだろうが)。そして、いつも連想は中井英夫『虚無への供物』にたどりつく。昭和29年の青函連絡船・洞爺丸沈没事故を題材にしたこの作品は、(ネタバレだが)事故で無力に死んでいった人々が、個としての人間的な死を死になおすというテーマを持つ。人には一人一人家族があり、個人としての喜怒哀楽がある。だから、非人間的な力によって集団で殺されてはならない、と。どうせ殺されるなら、ドロドロの愛憎の中で個人として死んでいってほしい、という家族の切実で悲痛な想い。事故死も、戦死もテロも、(本人はもちろん)家族の無念は同じだろう。

で、DVD予約販売を受け付けているところはないかと探していたところ、写真集《17歳的天空「私収蔵」寫真集》の発売情報を発見。8月15日発売。

馬志翔は兵役中だが、8月1日にドラマがらみの「懇親會」で、恋人周幼婷の訪問を受けた、と→記事

2004.08.03

来てたのか~

オールド・ボーイ』のプロモーションのためチェ・ミンシク来日。『酔画仙』(12/18封切)の方も情報が出始めている。年末にはまた来るのか?

台湾での《17歳的天空》DVDは8/9レンタル開始で、発売はどうやら8/30あたりのよう。既に(台湾国内だが)予約開始している店もあり。でも、まだ我々が購入できそうな通販サイトでは情報は出ていない。まあ、そろそろ出るでしょう。VCDは発売されないとの公式サイト情報。

先週末、シネマコリアの上映作4本を見てきた。どの作品もすべて楽しめる良いもので、特にラストで泣かせる王道コメディとも言える『先生、キム・ポンドゥ』は良かったと思うが、腐れ方面の方々には、当初の予想どおり『オー!ブラザース』が喜んでいただけると思う。昨年の『太陽はない』に引き続き、イ・ジョンジェ作品は腐った婆の期待を裏切らない(笑)。『太陽はない』でインパクトある脇役だったイ・ボムスが、今回は非常に可愛い役を演じている。『SUPPINぶるうす ザ・ムービー』でニューハーフを演じた新山千春のごとく、見ているうちにだんだんと彼が12歳少年に見えてくるから面白い。

ちょっと毛色の変ったデート・ムービーといった趣のある『春の日の熊は好きですか』には、ニセ祐祐(チョ・スンウ風味)が出ていた。ヒロイン、ベ・ドゥナを愛する男の子を演じたキム・ナムジンという俳優のことだが、雰囲気と鼻から下が楊祐寧に似ている気がしたというそれだけだ(そういう意味では、ニエズファンにもおすすめと言える(←言えないよ!))。まだまだ懲りないニセ妹と自分は、同作で終盤に登場するイ・オルさんのコート姿にニューヨークの龍子さんを重ね、ぜひオルさんに龍子さんを演じてほしいとまで盛り上がるバカ共なのであった。

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