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2004.07.08

早朝だらだら

日本人記者が実尾島の真相を解明
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本屋でよく見かけるこの本は、そんな労作だったのね。こりゃ読まねばならないな。

本といえば、選挙前に頭を整理するのにとってもわかりやすく有難~い本が、山口二郎著『戦後政治の崩壊― デモクラシーはどこへゆくか ―』(岩波新書)。通勤途中のみで読んだが、エンタテイメントを読むように面白く(?)読みやすかった。タイトルはデカいが、過去を総括的にまとめただけの中身のない本ではなく、常にそれが"今"とどう関係しているのか、コイズミくんのどこがこんなに癇に障るのかを、冷静に的確に説明してくれていて心地よい(官僚支配の部分などは「心地よい」というよりは、どうしてくれるんだ、と怒りに震えながら通勤する羽目になるけどね)。

映画『SILMIDO-シルミド-』や『ブラザーフッド』のような軍や戦争をメインに据えた映画が日本のそれよりもリアルなのは、朝鮮半島の南北の問題と無関係ではありえないからだし、本国で記録的なヒットとなったのは、映画自体の面白さとは別に、映画の虚構の世界と現実とが繋がっているからだとも思える。

「そういう国の俳優は顔が違う、引き締まっている」「徴兵がある国の男優は魅力的」……なんてことを言う声を耳にしたりするが、『SILMIDO-シルミド-』や『ブラザーフッド』のような映画を立て続けに見ると、「ああ、フヌケた日本でいいなあ」とほっとすることこの上ない。(大嫌いな)恋愛映画とか、自分語りメインのインディーズ系映画とか、そんなんばかりがいいじゃないか、日本映画は(きっと見たくないだろうけど……(爆))、と思う。緊張感とオトコ社会の縛り(建前とも言う)でがんじがらめな顔の男優さんより(←そりゃ腐れ方面じゃ立派な"moe"ターゲットなんだがさ)、涙ウルウルの妻夫木くんとか(って、あれはグラビアか)……んなんがいいよ。

緊張感のないフヌケた顔で、しかし頭だけは冷静に、普通の国じゃなくて特異な国であり続けるのも、ありだよね。

それより、サマワ密着取材で、おバカな現実をエンタテイメントに仕立てあげたマイケル・ムーア作品みたいなの、あったら面白いと思うんだが。忘れたけど、サマワに派遣された方々が読んだ川柳が新聞に載ったときがあって、あれ、トホホで率直で人間的で面白かったんだけどなあ。

そして、「言ってることとやってることが全然違うじゃないか」丸出しの、一昨日の聯合網記事にあった阿賢さん画像で締める。(ところで「阿賢」さんで検索かけている皆さん、簡体字でサーチするとがっちり見つかりますよ~←何がだ?)
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