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2004.07.21

夏の恋より5月の恋?

7月16日から台湾で公開されている映画《五月之戀》、これがけっこう良いらしい(→ご覧になった方の評 「通訳者銭衝の日記」。やはり言葉とそれに付随する文化がわかっていると、映画の理解度も楽しめる度合いも全然違うことがよくわかる)。『藍色夏恋』よりさらに良いとなると、ラブストーリーとはいえ(笑)、期待がいや増すというものだ。

出演者が陳柏霖と劉亦菲で、監督が徐小明ということは知っていたが、出ていましたよ、ニエズメンバーズ。ニエズ中で王家に仕え、龍子父亡き後も"ぼっちゃま"龍子さんを包み込むように見守っていたあのじいさんもとい"王家副官"役の田豊さんが、劉亦菲の祖父として物語の要となる役を演じている。

maylove_fong1.jpg上でリンクした台湾の《五月之戀》公式サイトの、田豊さんのプロフィールを見ると凄い。ニエズのじいさま方や脇役陣が名優揃いだというのは想像もできたし、調べたりもしていたが、さすがに"龍子家じい"までは調べてはいなかった。彼のフィルモグラフィは名作ばかりだ。いやぁ、"挽歌"DVD見直さねば。

物語は台湾と大陸ハルピンと、過去の思い出と現在を行き来するようだ。台湾の三義で有名な「五月雪」(桐の花)と、台湾のバンド「五月天」がモチーフとして登場し、もちろん「五月天」のメンバーも登場する。

面白いことに、本作を紹介する大陸の娯楽情報ページには、台湾の公式サイトには載っていないスタッフ・キャストが見られる。台湾サイトには"監製"焦雄屏とあるだけだが、大陸では、焦雄屏(台湾)に加えて田壮壮(大陸)が"監製"に名を連ねているのだ。田壮壮の名を見ると、それだけで映画の品格が上がるような気がしてくるというものだ(←単純すぎるよ)。

オマケに気になったのは、やはり大陸情報である。この中のキャストの終わりに載っている"江老師"の役って、もしやあの情熱の某でしょうもない演技を見せてくれたプロデューサーっすか?

台北のこの週末の興業成績は、第1位が《五月之戀》と同時に封切りになった《十面埋伏》こと『LOVERS』。この週末だけで約1800万台湾ドルを稼ぎ出している。同じく同時封切りの『名探偵コナン 銀翼の奇術師』が3位で220万台湾ドル。《五月之戀》は9位で47万台湾ドル。台湾の国産映画としては頑張っている方ではないだろうか? しかし、1位の数字を見ると、この張芸謀映画の人気に驚く。北京で大プレミアイベントをやるだけのことはあるよね(←刀郎さんも無事歌った)。

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コメント

銭衝さん、はじめまして。お越しいただきありがとうございました。こちらこそ、いつも台湾ならではの記事や夕飯日記や書評を楽しみに拝見しています。

台湾で9月に公開予定の徐立功の《心戀》は気になっていたのですが、《五月之戀》は実のところあまり食指が動かずにおりました。他の方の記事に触発されて書きたくなることはそんなに多くはないのですが、銭衝さんのていねいな評を読ませていただいて一気に興味が湧き、書かせていただきました。龍子家じい(←失礼)も出演していたことですし(笑)。

テレビでニエズが見られるのは羨ましい限りです~。 

トラックバックをありがとうございました。いつも石公さんのブログ、拝見しています。
《孽子》は私も大好きなドラマで、再放送まで観ていました(^^)。しかし、《五月之戀》に出てきた劉亦菲のおじいさんは、どこかで見た顔だと思っていたらあの"王家副官"でしたか~! いまごろ気づく私、相当にぶいです。

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