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2004.03.03

腐れ婆的Jupiter随想

いや、平原綾香の『Jupiter』がヒットしている。お世話になっているココログルで調べると、山ほど記事が出てくる。

しかし、このメロディを聴けば、いにしへの英国美青年映画ブームに胸ふるわせた腐れ婆であれば、思い出さずにいられない映画は『アナザー・カントリー』。

コリン・ファースの白い腕。ルパート・エヴェレットの青い頬。チェックのガウン。月夜のボート。全寮制の英国パブリックスクールが舞台のこの映画で、少年たちが合唱しているのがこの『木星』。

校内のシーンのラスト、「失脚」し落胆した主人公ガイとコミュニストである親友ジャドが中庭を歩いていくときにも、バックには『木星』の合唱が流れていた。

だが、そんな俺が数10年後に流れ着いた先は……呉毅将アニキだよ(涙&LOVE)。

(ゆえに、いろんなところにトラックバックとかしてみたかったが、最終的にこちらが平原綾香の話題にはならないので諦めた←blogやってる意味ないじゃん)。


で、平原綾香より、今、自分的に最も気になる女性ボーカルは天童よしみである。

見たような見ないような、つけてるだけで過ぎていく年末の紅白歌合戦で、SMAPの大ヒット曲の影に隠れ、聴いたような聴かないような、よくわからないうちに終わっていった、彼女の『美しい昔』という歌。

天童よしみは、レニー・ゼルウィガーよりさらにヘチャムクレちゃんだが、昔、『珍島物語』を歌う彼女が、その曲の間だけ美女に見えたことがあり、その表現力と歌唱力を実感した。

『美しい昔』は有名なベトナムの歌謡曲だそうで、何ともいえず哀切で美しいメロディを持つ。

だがこの曲を聴けば、アジア映画ファンの婆であれば思い出さずにいられない映画は、トラン・アン・ユンの『夏至』。……(いや、嘘です。『夏至』を思い出すのは自分だけです。本当はNHKのドラマ『サイゴンから来た妻と娘』で使われたんだそうです)

『夏至』の中には、やはりベトナム歌謡が何曲か使われていて、どれも良いが、その内の『ひとつの愛とともに戯れる』という曲のメロディラインが、『美しい昔』に似ていたのだ。初めて天童の歌を聞いたとき、「あ、『夏至』の歌だ」と思ったぐらい。

紅白歌合戦以来、自分の部屋のCDプレーヤーでは、『夏至』のサントラばかりが回っている(←天童のCD買えよ)。



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