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2004.01.05

やっと、MUSA~武士~

今年1本目に、ようやく『MUSA~武士~』を見た。

撮影といいアクションといい(←アクション、よくわからんが自分)、堂々大作の風格だが、話の縦糸はとっても小さなエピソード。「小作り」(小さな作り)の映画が大好きな者にとって、こんなに嬉しい作品はない。

(何で「小作り」が好きかって、頭が悪くて、壮大な話だと内容が頭に入りきらないだけである)

猛烈なアクションシーンの連続、派手な殺戮描写にもかかわらず、画面の色調はリアルに地味、風景はリアルに砂まみれ、衣装はリアルにボロボロ、人間はリアルにヨゴヨゴ。『HERO』作った巨匠に見せてやりたい(←って、『MUSA』のが制作年度は前だろ)。

砂漠、荒城といった荒涼たる風景の中で、人間だけがギラギラと命を燃やす。

苦手なはずの二枚目チョン・ウソンも、この作品では完璧。美形、長髪、"汚れ"、ダラダラの衣装で、計り知れぬ熱を秘めた寡黙なキャラ、しかも奴隷。これにひれ伏さぬ女オタクはいないだろうて。え? チェ・ジンモがいい? パク・チョンハクがいい? やっぱりアン・ソンギ様? 

大好きな章子怡は、イメージ通りの勝気な姫という単純そうな役ではあるものの、複雑な心境の変化を体当たりで表現しようと頑張っていた(と思う)。

そしてうれしかったのは、『光復節特赦』の恋敵警官&『公共の敵』のピカピカやくざを演じ、余りに強い印象を残したユ・ヘジンが、ここでも味のある良い役どころで脇を固めていることだ。

いやぁ、思ったよりずっと堅実で熱い作品だった~。『英語完全征服』も楽しみだ(が、公開されるのか?)。

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